ダンベルでトレーニングをしていると、気になるのがフローリングの傷や、ダンベルを置いたときの音ですよね。トレーニング中は、フォーム以外で余計な気を遣わないためにも、ぜひ、マットの使用をおすすめします。
ダンベル以外のトレーニングでも、腹筋やバックエクステンションなどで活躍すること間違いなしです。
このページでは、マットを使うことでのメリットとデメリット、マットの選び方、人気のマットを紹介します。
目次
マットを使うメリットとデメリット
ダンベルを使ったトレーニングをする際、マットを使うことで得られる、メリットとデメリットを紹介します。
メリット
- 防音効果
- 床に傷を付けない
- 正しいフォームでできる
まずは防音効果です。フローリングの床にダンベルを直接置くと、どうしても音がしますよね。トレーニング中、音がしないように注意を払うのも、疲れてくると面倒くさく……。
そんな悩みを解消してくれるのが、マットです。ダンベルの重さとマットの厚さにもよりますが、直接置くのとは全然違います。
音と同じくらい気になるのが、フローリングへの傷です。マットを敷いていれば、傷を防ぐことができます。
ラバーダンベルであれば、それほど気にしないかも知れません。ですが、不注意でダンベルを落下させてしまったら……。無傷とはいかないかもしれませんが、ないよりはあった方が断然良いです。
最後は、正しいフォームでトレーニングを行うことができます。横になってするトレーニングは、フローリングだと腰や背中を痛めてしまいます。痛くない体勢でやると、正しくないフォームとなってしまう可能性があり、せっかくのトレーニングが台無しになってしまいます。マットがあることで腰や背中がが痛くならず、正しいフォームでトレーニングができます。
デメリット
- 置き場所
- 使う準備
- 臭い
メリットが得られるのなら、デメリットは大したことありません。デメリットは、物が増えたときに必ず起こる”置き場所”と”使う準備”、”臭い”の3つです。
マットは、くるくると丸めて収納できるロールタイプが主流です。そのほか、ジグソーパズルのようにはめ合わせるジョイントタイプや、折りたためるタイプもあります。
とはいっても、丸めれば立てて置けるので、それほど邪魔にはなりません。それでも、置き場所がなく、使う度に出すのが面倒であれば、敷きっぱなしにするか、ジョイントタイプを部屋一面に敷き詰めるのも一つの方法です。
最後は臭い。どうしても、個人の主観が入るため、メーカーが「無臭です」といっても、臭う人には臭います。私が買ったマットも思い返してみれば、臭いがしたため洗って干しました。どれくらいで臭いがとれたかは覚えていませんが、洗って干すを繰り返した記憶はあります。
マットを選ぶ3つのポイント
マットを選ぶ際、重要となるのが3つのポイントです。
- 収納タイプ
- 厚さ
- 素材
収納タイプ
まずは収納タイプ。デメリットの部分でもお伝えしましたが、主流なのは、くるくると丸めて収納できる、ロールタイプです。
収納袋が付いていることが多いのですが、使う度に出したりしまったりが面倒な私は、100円均一で買ったゴムバンドを使っています。端がマジックテープになっているので、くるっと巻いてマジックテープで止めて終わりです。とても便利なアイテムです。
他には、はめ合わせて使うジョイントタイプと折りたたみ式。ジョイントタイプは、ある程度自分の好きな大きさに組み合わせることができます。敷きっぱなしにするのが一般的です。折りたたみ式は、その名の通り、折りたたんで収納ができるタイプです。
厚さ
ポイント2つめは、厚さです。厚ければ厚いほど良いのかというと、そうではなく、立ったときに安定感がないと、危険です。だからといって薄いと、横になってするトレーニングで腰や背中に負担がかかります。実際、4mmのマットを使用していますが、もう少し厚くても良かったかなと思っています。9年使用しているので慣れてしまいましたが、長時間使用していると腰が痛くなります。6~10mmを目安にすると良いと思います。
素材
最後は素材です。マットは、様々な素材で作られています。
- TPE(熱可塑性エラストマー)
- NBR(高密度ニトリルゴム材料)
- EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)
- PVC(ポリ塩化ビニル)
- など
TPE(熱可塑性エラストマー)は軽い素材で、水洗いも可能です。総合的にとてもおすすめですが、価格が高めです。NBR(高密度ニトリルゴム材料)は新しい素材で、合成ゴムのひとつです。弾力性やクッション性に優れており、水洗いが可能です。EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)はTPEの一種で、軽く水洗いが可能ですが、比較的跡がつきやすいようです。PVC(ポリ塩化ビニル)は、重く、水洗い不可、匂いが強い素材ですが、そのかわり、安く手に入れることができます。
人気のマット5選
YUREN ヨガマット
- 185×90cm
- 10mm
- 1.3kg
- 4色
- NBR(高密度ニトリルゴム材料)
90cmと幅の広く、185cmと長いマットです。ドイツのTUV認証を取得し、”安全無臭”をうたっています。中には開封時に臭いがしたとレビューや、大きさが違うと言ったものもありました。
Gruper ヨガマット
- 185×80cm
- 10mm、15mm
- 7色
- NBR(高密度ニトリルゴム材料)
幅が広く厚みもあるため、ストレッチや筋トレをしても全く痛くないとの口コミが多いものの、中には「臭い」といレビューもあり。水洗いをして天日干しを数日行うのが良いかもしれません。
Gruper ヨガマット
- 183×61cm
- 6mm
- 850g
- 13色
- TPE(熱可塑性エラストマー)素材フォーム
カラーが豊富な、標準サイズのマットです。厚さが6mmのため軽く、持ち運びも容易にできます。ただ、付属カバーのもろさや、品質を問題する声もあります。
ALINCO(アルインコ) エクササイズフロアマット
- 150×90cm
- 9mm
- 3.7kg
- 1色
- PVC(ポリ塩化ビニル樹脂)
静音性に優れたマットです。巻いて収納できるものの、重量が3.7kgあるため、敷きっぱなしにして使うのが現実的です。ただ、どのマットもそうですが、臭いに敏感な人は注意が必要です。
FIELDOOR トレーニング エクササイズ用ジョイントマット
- 45×45cm(8枚セット 180×90cm)
- 10mm、20mm
- 3色
- EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)樹脂
ジョイントタイプのマットで、8枚を繋げると180×90cmになります。硬めのマットで、沈み込みを押さえるため、重いダンベルでも安心して使うことができます。
人気のマット比較表
商品画像 | |||||
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商品名 | YUREN ヨガマット | Gruper ヨガマット | Gruper ヨガマット | ALINCO(アルインコ) エクササイズフロアマット | FIELDOOR トレーニング エクササイズ用 |
大きさ | 185×90cm | 185×80cm | 183×61cm | 150×90cm | 45×45cm(8枚セット180×90cm) |
厚さ | 10mm | 10mm、15mm | 6mm | 9mm | 10mm、20mm |
重さ | 1.3kg | – | 850g | 3.7kg | – |
収納タイプ | ロール | ロール | ロール | ロール | ジョイント |
色 | 4色 | 7色 | 13色 | 1色 | 3色 |
素材 | NBR | NBR | TPE | PVC | EVA |
商品詳細 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
まとめ
このページでは、マットを使うことのメリット”防音効果”、”床に傷を付けない”、”正しいフォームでできる”と、デメリットである”置き場所”、”使う準備”、選ぶポイント”収納タイプ”、”厚さ”、”素材”をお話しし、マットをご紹介しました。
もちろん、マットがなくてもダンベルはできます。ですが、マットがあることでトレーニングの幅が広がり、マンネリ化を防ぎ、続けることができます。
ぜひ、お気に入りの一枚を見つけて見てください。
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