デスクワークでカラダを動かさず、特に運動もしない生活。そんな毎日を過ごしていると、肩や腰が悲鳴をあげていませんか?
だからといって、「運動しようにも何をすればいいか分からないし、整体やマッサージに行くのも面倒だし……」と思っているあなたには、家で手軽に全身をほぐせるフォームローラーがおすすめです。
このページでは、「運動しない」「時間がない」あなたへ、フォームローラーのメリットと選び方、おすすめを紹介します。
目次
フォームローラーは筋肉をほぐすだけじゃない
フォームローラーは、乗ってコロコロするだけで筋肉がほぐれる優れものです。ですが、フォームローラーのすごいところは、筋肉をほぐすことだけじゃないんです。
フォームローラーを使う主なメリットは3つ。
- 筋肉・関節の可動域や柔軟性をサポート
- バランスを保つ動きをすることで、体幹が鍛えられる
- 刺激を与えることで血行をよくする
1.筋肉・関節の可動域や柔軟性をサポート
筋肉がほぐれることで筋肉が柔らかくなり、動きやすくなります。動きやすくなると、無理な姿勢をとった時に起きる「あっ筋が……!」という状態を防ぐことができます。
今まで届かなかった背中のかゆいところにも、高い位置にあるものにも手が届くようになるはずです。
2.バランスを保つ動きをすることで、体幹が鍛えられる
フォームローラーは、使用方法によって体幹を鍛えられる道具です。体幹は、サッカーの長友選手が出した書籍で話題になったので、知っている人も多いのではないでしょうか。
体幹=筋肉を鍛えると体温が上がります。体温が上がると風邪をひきにくくなり、基礎代謝も上がるので、痩せやすいカラダに近づくこともできます。
カラダを支える自信がないなら、立ったまま使えるスティックタイプがオススメ「フォームローラーを立ったまま・座ったまま使いたい!おすすめのスティックタイプ5選」
3.刺激を与えることで血行をよくする
フォームローラーで刺激を与えると、血管内にたまった老廃物を押し流すことができます。特にむくみや冷え性の改善に、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを刺激するのがおすすめです。
選ぶときの3つのポイント
はじめてフォームローラーを買うなら、3つのポイントを確認しましょう。
- サイズ
- 表面
- 電動
1. サイズ
一般的なフォームローラーのサイズは直径14cm×長さ33cmです。 他に、長さ66cmの長いものや、長さ10cmのコンパクトサイズもあります。
目的が「背中から腰まで一緒に使いたい」わけじゃないなら、一般サイズで十分使用できます。
旅行に持って行ける小さいサイズに関しては「【2022年】フォームローラーを旅行先でも! 持ち運びが楽なフォームローラーおすすめ5選」
直径が小さいものも紹介しています「普通のより2~6cmも細いフォームローラーおすすめ3選|細めのメリット・デメリット」
2. 表面
デコボコした突起が大きいものや小さいもの、フラットなものがあります。
「筋肉が固い!」と自分でも思っているなら、突起は大きいものとフラットなもの、2種類の突起を持ったものがおすすめです。 小さい突起ばかりだと、どこを転がしても痛いだけになってしまいます。
フラットなものは半丸タイプも「半丸型のフォームローラー人気ランキング3選」
フラットなものはロングタイプも多くあります「ロングサイズフォームローラーのおすすめ3選 頭から尾てい骨まで一緒にほぐそう!」
3. 電動
フォームローラーに乗って、コロコロ転がすのも面倒な場合、電動タイプもあります。床に置いて使用すると集合住宅の場合、階下への影響が気になるので、取っ手のついたカバーが付属しているのを選ぶと、床につけずに使用が可能です。
フォームローラーを使わないストレッチも知りたい!
お試し期間のあるオンラインフィットネスを紹介
おすすめのフォームローラー3選
ここで、おすすめのフォームローラーを3つ紹介します。それぞれ特徴があるので自分に合ったものを選んでみてくださいね。
トリガーポイントグリッド フォームローラー
- 3種類の突起
- アメリカの特許を持つ
- ガイドブック付き
「どんどん使ってカラダをほぐしたい!」なら、この“トリガーポイントグリッド フォームローラー ”。
3種類の突起で、自分に合った刺激を与えられやすくなっています。アメリカの特許2種類を持ったこの製品。「届いたらすぐ使いたい」を叶える、ガイドブックもついています。
ただ、ガイドブックが入った袋が、筒の内側に貼り付けられ、それが「とれにくい!」と低評価。「内側だし」と割り切るのが○。
トリガーポイントに関する記事はこちら「トリガーポイント グリッドフォームローラーを買おうか迷っているあなたへ」
MICOE フォームローラー
- 2種類の突起
- 表面は弾力性があるEVA素材
- 収納袋付き
「ちょっと試してみたい」なら、お手頃価格なこの“ MICOE フォームローラー ”。Amazonでなんと999円(2022月6月9日調べ)
刺激する場所によって突起を変えられるのが○ 表面の素材はEVA素材。これは、サンダルの底やバスマットによく使われる素材。弾力があり柔らかく、耐久性に優れています。持ち歩きたい時でも、収納袋付きなのが便利。
耐荷重300kgと言っているけど、65kg以上の人のレビューでは 「割れた」 との意見があるのが残念。
ドクターエア 3Dマッサージロール
- カバー付き
- 管理医療機器
- 細身のフォルム
「座ったまま・立ったまま使いたい」なら、この“ ドクターエア 3Dマッサージロール ”。
アシストカバーと呼ばれる持ち手のついたカバーがついていて、座ったままでも立ったままでも使用が可能。管理医療機器であるため、あんまやマッサージの代用として使用することができます。
唯一、バッテリーが弱そうなのが残念ポイント。「1年でバッテリーが弱くなった」「パワー強で40分しか動かない(説明書では90分)」バッテリーの交換がオフィシャルでできるので、利用してみるのもいいかもしれません。
その他の電動タイプ「振動を与えるフォームローラー(電動フォームローラー)おすすめ3選」
フォームローラーを使うとよい場面
肩こりに
「フォームローラーで肩こりを解消!ほぐす筋肉と使い方動画を紹介」
むくみに
「むくみ解消にフォームローラーを!使い方とむくませないための3つのこと」
猫背に
「フォームローラーで猫背の改善を。使い方と日常生活3つの注意点」
フォームローラーを使用するときに注意すること
使うと痛い!
「フォームローラーを使うと痛い理由の3つの内の1つは「フォームローラーの形状と硬さ」」
首に使うとき
「フォームローラーを首に使いたい!3つの注意点と使い方をサクッと解説」
フォームローラーはどれを選べばいい?
1番のおすすめは、「トリガーポイントグリッド フォームローラー」です。一般的な大きさで、全身くまなくほぐすことが可能です。表面のデコボコとした突起が3種類あり、 「MICOE フォームローラー」と同じ EVA素材を使用しています。強度も、中心材に硬いABS樹脂を使用しているので耐久性に優れています。
ガイドブックに17種類の使用方法が載っていますが、公式サイトにもスポーツ別の使用方法が載っています。スポーツをしていなくても、ほぐせる筋肉がどこなのかがわかりやすく書いてあるので、ガイドブックで物足りなくなった試してくださいね。
フォームローラーを出しているオススメメーカーの紹介はこちら「フォームローラーのおすすめメーカー3選」
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