道具が必要なく、手軽にはじめられる筋トレの一つ腕立て伏せ。とりあえずやってみたけど、手首を痛めてしまったなんて声をときどき聞きます。
痛みがなくなっても「また痛めちゃうかも」「痛めそうで身体をあまり沈められない」と、せっかくやる気があってもうまくできなのは残念ですよね。
そこでオススメしたいのがプッシュアップバーです。
道具が必要ない腕立て伏せだけれども、プッシュアップバーを使うと手首の負担が軽減されます。
「手首が……」と腕立て伏せをするのを躊躇するなら検討してみてください!
目次
そもそもプッシュアップバーとは?
そもそもプッシュアップバーとは、腕立て伏せをするとき手に握って使う道具のことです。
多くは、床との接地面の土台、前後の土台を繋ぐシャフト、握る部分のグリップで構成されています。
固定式のほか、回転式のものもあります。
プッシュアップバー【固定式通常タイプ】のオススメ3選
比較的試してみるのにオススメの価格帯なのが、固定式の通常タイプです。
ボディテック(Bodytech)
- 大きさ(cm):長さ25×幅15×高さ13
- グリップ素材:EVAスポンジ
- 接地面:EVAスポンジ
- 耐荷重:100kg
いろいろなトレーニング用品を出している、Amazon限定ブランドのボディテック(Bodytech)。
口コミが驚異の3000越え。類似商品と比べると中間ぐらいの価格のため「ま、試してみようかな」という気にさせてくれます。
床との接地面がEVAスポンジで、フローリングへの傷防止と滑り止めの役割を果たします。
口コミでは「プラスチックだけど強度問題なし」「80kgでも安定」「組み立て簡単」と好印象。ただ、なかには「一度組み立てると外れない」逆に「隙間があるから持ち運ぶとずれる」や「入らない」「グリップのスポンジがずれる」など、個体差はありそうです。
GronG(グロング)
- 大きさ(cm):長さ27×幅16×高さ11.5
- グリップ素材:記載なし
- 接地面:記載なし
- 耐荷重:150kg
プロテインでよく見るGronG(グロング)から出ているプッシュアップバー。
高さが少し低めなものの全体的に大きめで、床との接地面が全面床に付くタイプです。
素材についての記載がないのが残念ですが、「絨毯の上で使っても滑らない」「プラスチックだけどしっかりしてる」などの口コミがあります。
気になったのは「油が付着していた」との口コミ。ちょっと謎です。
ボディスカルプチャー(BODY SCULPTURE)
- 大きさ(cm):長さ24.1×幅16×高さ15
- グリップ素材:EVAスポンジ
- 接地面:PVC
- 耐荷重:記載無し
1965年、イギリスで誕生したブランドのボディスカルプチャー(BODY SCULPTURE)が出しているプッシュアップバー。
紹介アイテムで唯一のスチールフレームタイプ。ただ、耐荷重の記載はありませんでした。
高さがあるため深く身体を沈められること、滑らず安定していると高評価。一方で、「スポンジがずれていた」と口コミが数件ありました。
プッシュアップバー【固定式通常タイプ】の比較表
商品名 | ボディテック | GronG | ボディスカルプチャー |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
長さ×幅×高さ(cm) | 25×15×13 | 27×16×11.5 | 24.1×16×15 |
グリップ素材 | EVAスポンジ | 記載なし | EVAスポンジ |
接地面 | EVAスポンジ | 記載なし | PVC |
耐荷重 | 100kg | 150kg | 記載なし |
商品リンク |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
プッシュアップバー【変わり種タイプ】のオススメ3選
回転式:ボディテック(Bodytech)
- 大きさ(cm):直径21×高さ12
- グリップ素材:ABS
- 接地面:ラバー
- 耐荷重:136kg
固定式通常タイプでも紹介した、Amazon限定ブランドのボディテック(Bodytech)。
グリップが360度回転するため、手首への負担がさらに軽くなるものの、筋肉への負荷は上がるようです。
グリップにスポンジなどが巻かれていないため、回数をこなすことができないなどの口コミも。
接地面はラバーで、重さもあるため安定感は良く、好評です。ただ「2ヶ月で回転しなくなった」などもありました。
見た目にこだわるなら:木製 プッシュアップバー
- 大きさ(cm):長さ30×幅14×高さ11
- グリップ素材:木
- 接地面:ゴム
- 耐荷重:300kg
木製だと、おもちゃや介護用品に見えてしまいますが、倒立バーとしても使用できるプッシュアップバーです。
使い方は通常の固定式と同じです。大きいため持ち運びには向きませんが、見た目や安定感が高評価です。
14通りの方法:WatNAL
- 大きさ(cm):長さ64×幅20×高さ10
- グリップ素材:ABS
- 接地面:ラバー
- 耐荷重:100kg
グリップをはめ込むための穴が空いているボード付きの、ユニークなプッシュアップバーです。
鍛えられる筋肉が色で分かれています。幅が固定されているのは残念ですが、ゲーム感覚で楽しめそうです。
プッシュアップバーを初心者にこそオススメする一つの理由
道具を使わなくてもできるのに、あえて初心者に道具を使うことをオススメする理由は、
「手首を痛めにくいから」
もう、ほんと、これに限ります。
プッシュアップバーを使うと、手首を大きく曲げないで腕立て伏せができるため、手首への負荷が軽減されるんです。
プッシュアップバーを使わないと、地面に手のひらをついただけでも手首が90度近くまで曲がってしまいますよね。
この状態で身体を沈めると、手首の角度が少しずつ小さくなり負担がかかります。
初心者のうちは、腕で身体を持ち上げようとして手に力が入ってしまうので、特に手首に意識が向いてしまいます。
鍛える部分に意識を向けたいのに手首に意識が向くのは、せっかく腕立て伏せをしているのにもったいないですよね。
なので、鍛えるべき筋肉に意識を向けて、正しいフォームでできるようになるためにも、プッシュアップバーの使用をオススメしています。
プッシュアップバーの選び方3つのポイント
プッシュアップバーを選ぶときのポイントを3つに絞りました。
グリップ素材
1つめのポイントはグリップ素材です。毎回握って使い続けることを考えると、使用感は大切ですよね。
固定式は大抵グリップにスポンジが巻いてあるものが多くあり、握ったとき手のひらをガードしてくれます。
デザインや機能など、特別な理由がなければ、グリップにスポンジが巻いてあるのがオススメです。
床との接地面
2つめのポイントは床との接地面がどうなっているかです。使う場所や状況によって滑り止めが必要になります。
フローリングでやるなら、滑らない&傷が付かないような加工がされているかどうかのチェックを。
ヨガマットなどの上でやらない限り、滑り止めは付いていた方が無難です。
+αな仕様
最後3つめのポイントは+αな仕様があるかどうかです。
最初は固定式でも全然問題ないかも知れません。ですが、ただただやっているだけではモチベーションが続かなくなることって、ありますよね。
そんなとき、通常の固定式とはちょっと違った仕様を持っているプッシュアップバーも見てみてください。
回転式のものやゲーム感覚で使えるもの、「インテリアかな?」と思えるものまであります。
通常のものと比べて、グリップ素材に期待はできませんが、トレーニング用のグローブで代用もできます。
飽きっぽいと思っていて手が出ないなら、最初からちょっと変わったものも検討してみてください。
プッシュアップパー基本の使い方
何か道具を使うときは、実際に使っている人を見て参考にするのがオススメです。
プッシュアップバー【固定式通常タイプ】の比較表
商品名 | ボディテック | GronG | ボディスカルプチャー |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
長さ×幅×高さ(cm) | 25×15×13 | 27×16×11.5 | 24.1×16×15 |
グリップ素材 | EVAスポンジ | 記載なし | EVAスポンジ |
接地面 | EVAスポンジ | 記載なし | PVC |
耐荷重 | 100kg | 150kg | 記載なし |
商品リンク |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
まとめ
このページでは、初心者にこそぜひ使ってほしいプッシュアップバーについてお話ししました。
プッシュアップバーは、腕立て伏せの時に手首の痛みを軽減してくれる便利な道具です。
多くが固定式のもので、その他に回転式のものやゲーム感覚でトレーニングできるもの、インテリアにもなりそうなものもあります。
回転式などは固定式に比べて価格が高めなので、まずは固定式で腕立て伏せを習慣化できるようになるのが良いのかなと思います。
腕立て伏せでの手首の痛みが気になるなら、買って損はない道具です。