油断するとお腹周りがヤバくなり、どうにかお腹を元に戻したい。そんな思いで腹筋をしてみたものの、単調な動作ですぐに飽きてしまっていました。
気分を変える何かがあればと探していたところ、「腹筋ローラー」なるものを発見。
当時はそんなに種類がなく、目に止まった「TOEI LIGHT(トーエイライト) XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナー」を購入しました。
飽きっぽい性格のため、めちゃくちゃ使う期間があったり、別のアイテムを使ったりする期間もありますが、使ってみて感じたことをまとめておきます。
購入しようかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
目次
購入する前の注意点
勢いで買ってしまうと失敗することもある運動器具。
ここでは、購入の前に適していると思われる人と、適していないと思われる人、購入する前に考えることを紹介します。
適している人

まず伝えたいことは、「TOEI LIGHT(トーエイライト) XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナー」が適していると、私が思う3つの特徴です。
- 膝コロンからはじめたい
- 大きくないのが良い
- 安定感が少し欲しい
膝コロンからはじめたい
1つめは「膝コロンからはじめたい」と思っている人です。
膝パタンは膝コロと同じで、膝をついた状態からはじめ、戻ってこないでそのまま“コロン”と床に身体を付ける運動方法です。
アシスト機能が付いていない、シンプルな腹筋ローラーがとても適しています。
大きくないのが良い
2つめは「大きくないのが良い」と思っている人。ハンドルの先から先までが30cmで、車輪の直径が15cmです。
ハンドルが外れないので、使わないときでもそのままではありますが、特に場所をとっている感じはしません。
安定感が少し欲しい
最後は「安定感が少し欲しい」と思っている人です。あえて“少し”と言うのには理由があります。
少しの安定感ではなく、しっかりとした安定感が欲しいなら、3輪・4輪をおすすめします。4輪は「4輪タイプの腹筋ローラーおすすめ3選【安定感が◎!】」をご覧下さい。
TOEI LIGHTは二輪のため、一輪よりは安定感があります。少し不安定な方が上半身も鍛えるのに適しています。
適していない人
適している人の次に伝えたいのが逆に、適していないと私が思う3つの特徴です。
- 初心者だけど立ちコロに挑戦したい
- 省スペースなのが欲しい
- 安定感抜群なのが欲しい
初心者だけど立ちコロに挑戦したい
1つめは「初心者だけど立ちコロに挑戦したい」と思っている人。
普段からスポーツや筋トレをしていて、ちょっと自信があると膝コロより立ちコロをしたくなります。
でも、膝コロと立ちコロとでは難易度が全然違います! それでも立ちコロに挑戦したいなら、アシスト機能付きがおすすめです。
立ちコロの練習に適したアシスト機能付きは「アシスト機能付きでも腹筋に効かせる使い方!アシスト機能付き腹筋ローラーおすすめ5選」で詳しく紹介しています。
省スペースなのが欲しい
2つめは「省スペースなのが欲しい」と思っている人です。
TOEI LIGHTはハンドルからハンドルまでが30cm、車輪が直径15cmと大きくはないのですが、特別小さくもありません。
収納時にコンパクトにしたいなら、ハンドルが外せるタイプが良いです(↓ ハンドルが外せるタイプを見る ↓)。
本体そのものが小さいのが欲しいなら、車輪の直径が小さい1輪または2輪が適しています。
ただ、車輪の直径が小さくなると、難易度も少し上がるので注意が必要です。
安定感抜群なのが欲しい
最後は「安定感抜群なのが欲しい」と思っている人。
一輪よりは安定感がある二輪タイプですが、それでも少し不安定かなと、使っていて感じます。
上半身も一緒に鍛えられるので良いのですが、バランスに気をとられて腹筋にうまく力が入らないと、本末転倒ですよね。
バランスに気をとられないようにしたいなら、3輪・4輪が適しています(「4輪タイプの腹筋ローラーおすすめ3選【安定感が◎!】」)。
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購入前に考えること
前述の「適している人」にめっちゃ当てはまる人も、購入前に考えておかないといけないことがあります。
それは「スペースの確保」です。
「【使ってわかった】アシスト機能付き腹筋ローラーは続けやすい!」でもお話ししたのですが、腹筋ローラーを使うには、縦長のスペースが必要です。
最初はそんなに腕を伸ばせないと思いますが、腕を上げた状態から足までの長さがあると良いです。

商品紹介
●幅30×ホイール直径15cm
●重さ400g
●ホイール:ポリプロピレン、シャフト:スチール、グリップ:PVC
●体重制限80kg
●台湾製
引用:トーエイライト株式会社
腹筋ローラーを続けていけば、腹筋だけでなく上半身も鍛えられます。
お腹をへこませるだけでなく、理想のカラダに近づくことができます。
メリット
TOEI LIGHTの3つのメリットをお話しします。
- 組み立て済みで、すぐに使用できる
- 車輪は少し柔らかいので、床が傷つきにくい
- ハンドルに滑り止めが付いている
組み立て済みで、すぐに使用できる
1つめは「組み立て済みで、すぐに使用できる」ことです。
箱から出してすぐに使えます。「ハンドル左右あるの?」とか、全然気にしなくて大丈夫です。
車輪は少し柔らかいので、床が傷つきにくい
2つめは「車輪は少し柔らかいので、床に傷が付きにくい」こと。
腹筋ローラーによっては、プラスチックのような硬い素材がむき出しで床と接するものもあり、フローリングへの傷が心配されています。
TOEI LIGHTの車輪は見た目硬そうですが、爪を立てると跡が付くぐらいには柔らかいので、床に傷が付きにくい仕様となっています。

ハンドルに滑り止めが付いている
最後は「ハンドルに滑り止めが付いている」ことです。汗で滑ってしまうことなく使うことができます。

最近の腹筋ローラーは、ハンドルにスポンジが巻かれているものもあります。
全体が滑り止めになって良いのですが、汗を吸い込むため「衛生的に心配」との声も。
その点TOEI LIGHTは、汗を吸い込まず衛生面で安心です。
デメリット
メリットだけの商品というのもそうそうないので、もちろんTOEI LIGHTにもデメリットがあります。
- ハンドルが外れないので、使わないときでもそのまま収納
- 膝マットが付いていない
- ハンドルと車輪が接触するときに音がする
ハンドルが外れないので、使わないときでもそのまま収納
1つめは「ハンドルが外れないので、使わないときでもそのまま収納」することです。
浅い引き出しなどにはしまえず、最低15cmの深さが必要です。
膝マットが付いていない
2つめは「膝マットが付いていない」こと。
ヨガマットを持っていたり、カーペットや絨毯の上で使うなら特に問題ではないです。
ですが、フローリングで使うなら、マットは必須と言っても良いぐらい重要です。
タオルなどでは滑ってしまうので、マットを持っていない&フローリングで使うなら、用意する必要があります。
ストレッチや筋トレをするなら、ヨガマットを1枚持っていても良いですが、腹筋ローラーだけであれば、膝マットを百均で探すのも一つの手です。
長めのヨガマットは「長いヨガマットがほしい! 長さ185cm以上のロングサイズおすすめ5選」で紹介しています。
ハンドルと車輪が接触するときに音がする
最後は「ハンドルと車輪が接触するときに音がする」ことです。
回転はスムーズで、回転そのものの音も“シャー”というだけです。
なんですが、持ち上げたときや床に置いたときなど、車輪とハンドルが接触するときに「カッタン」という音がします。

ずっと音がしているわけでも大きい音でもないのですが、使用中が静かなだけに、ちょっと気になるところです。
TOEI LIGHTの特徴を具体的に解説
メリットとデメリットでもお伝えした特徴を、どんな良いことがあるのか、具体的に解説していきます。
組み立て済みで、すぐに使用できる
メリットでもお伝えした「組み立て済みで、すぐに使用できる」には、準備が面倒で「やらなくなっちゃった」がなくなる。という良いことがあります。
例えば、ジムに行こうとした場合、家を出る準備をして家を出て、実際にジムについて運動を始めるまで、どれくらいの行程と時間がかかるでしょうか。
最初は頑張って続けていても、そのうち「今日はちょっと疲れたから」「雨降ってるから外に出たくないな」と言って、そのまま幽霊会員に……。
「やろう!」と思ってから、実際にやり始めるまでの行程が多いと、大抵の人は面倒になってやらなくなってしまいがちです。
なので、できるだけ「やろう!」と思ってからすぐにできるTOEI LIGHTは、続けやすいアイテムなのです。
車輪は少し柔らかいので、床が傷つきにくい
こちらもメリットでお伝えした「車輪は少し柔らかいので、床が傷つきにくい」には、床が傷つきにくいほかに、音が静かだから夜でも使える。という良いことがあります。
車輪が柔らかめなことと、デコボコしていないフラットタイプなので、使っているときの音が“シャー”と回転音だけなのです。
ヨガマットがあれば尚良しです。隣で家族が寝ていても睡眠の妨げにはなりません。長めのヨガマットは「長いヨガマットがほしい! 長さ185cm以上のロングサイズおすすめ5選」を参照ください。
ただ、デメリットでお伝えした、「ハンドルと車輪が接触するときに音がする」点だけ注意が必要です。
夜静かだと音が結構響くので、持ち運ぶときはハンドルではなく、2つの車輪をつかむと音が出ないですみます。
あとは、腹筋を追い込んだときに無意識に出る声にご注意を。
膝マットが付いていない
デメリットでは「膝マットが付いていない」をあげましたが、ヨガマットを持っている人や、絨毯やカーペットで使う人には、むしろ良いことなんです。
ヨガマットを持っている人は、ある程度運動習慣がついていると思うので、腹筋ローラーを「やろう」と思ったら、コロコロとヨガマットを広げてやれます。
絨毯やカーペットの人は、そもそも準備がいらないので、「やろう」と思ったらすぐにやれます。
膝マットが付いてきても使う必要がなく、余計なものが増えただけになってしまいます。
使わないのに「せっかく付いてきたし、いつか使うかも」と言ってとっておく可能性が高く、結局邪魔になってしまいます。
なので、膝マットが付いていないことも、人によっては良いことになるんです。
その他の選択肢
マット付きが良いなら
組み立て式でコンパクトにしまうなら
安定感がもっと欲しいなら
まとめ
このページでは、「TOEI LIGHT(トーエイライト) XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナー」について、感じたことをまとめました。
適していると思うのは、「膝コロからはじめたい」「大きくないのが良い」「安定感が少し欲しい」と思ってい人。
逆に、適していないと思う人は「初心者だけど立ちコロに挑戦したい」「省スペースなのが欲しい」「安定感抜群なのが欲しい」と思っている人です。
普通の腹筋運動に飽きてしまったなら、ぜひ腹筋ローラーを取り入れて、へこんだお腹を取り戻して下さい。
もっといろんな腹筋の鍛え方を知りたい!
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